緊急地震速報、民放は「警報」化に不満 パニック心配 地震の初期微動をとらえ、大きな揺れが来る前に知らせるという
世界にも例がない緊急地震速報の提供開始が10月1日に迫るなか、
民間放送局に不満が広がっている。直前になって気象庁が突然、
緊急地震速報の「警報」化を検討し始めたからだ。「的確に提供
してもらうため」とする同庁に対し、「パニックを引き起こす
恐れもあるのに、放送しないという選択肢がなくなってしまう」
と民放側は反発する。
「本来なら10月1日にめでたくスタートだったんですが、
今の状況はやや流動的になっている」
20日の日本民間放送連盟(民放連)の定例会見。広瀬道貞会長
は、緊急地震速報について問われ、そう答えた。気象業務法の
「警報」にしたいという意向を気象庁から知らされたからだ。
実際にどのくらい役立つのかは起きてみないと分からない部分が
多いと思うが、震源があまりに近い場合には、同時かそれより
すぐ後に来るのだから、あまり意味がないというか有用とは
いえないのだろう。
やはり、ある程度震源から離れているところでないと。といっても、
2,30秒後ぐらいなら、火の元を止めるとかできるかもしれないが、
5秒後以内だったら、心構えぐらいしかできないよねぇ。
1秒以内なら認識すら怪しいかもしれないし。
そんな状態なのに緊急地震速報を「警報」といわれてもねえ。
というか、気象庁はなぜ突然、そんなことを言い出したんだろうか?
お役所は何かいっても何も対応してくれないことが多いのに、
向こうからは急に変更してくるのか?
PR