ドライアイス入れたペットボトル破裂 負傷事故相次ぐ ペットボトルにドライアイスと水を入れて遊んでいた子どもらが、
破裂したペットボトルの破片でけがをする事故が相次いでいると、
国民生活センターが15日発表した。
ドライアイスは二酸化炭素を固形化したもの。特に水とあわせる
と急激に気体化する。密閉容器内では気体が充満し、容器が破裂
する。
同センターによると、この原理を利用してわざと破裂させたり、
水に溶かして炭酸水を作ったりしていて事故になる例が多い。
今月5日には大阪府東大阪市で、中学生がドライアイスと水を
入れたペットボトルを公園の砂場に埋めて破裂させる遊びをし、
破裂しなかった1本を放置。直後に小学3年男児が、砂場を掘り
起こしていて破裂し、両腕や胸に約20針縫う大けがをした。
なんだか、ちょっと考えれば危なさそうだということは分かりそう
なものだが、表面化した事故がまだ数件のようだから、実際に
やっている人は意外と多いということか。
ドライアイスを入れて炭酸水づくりというのは、いかにも夏休みの
自由研究でありそうな気もするが、実験にしてはやはり素人がやる
には危険だよなぁ。
容器を破裂させる目的としては分かってやっているのだろうから
納得はするが、それを破裂させないで放置しておいて知らない人が
怪我をするのは納得いかないよな。
ペットボトルは破裂するとその破片はもちろんのこと、飛び出した
キャップでも大怪我するとは結構怖いものだ。
記事の中には、過去の例として99年、04年の事故を挙げていた。
前々からあったことなのかと知ってこれも驚いた。公表すれば、
真似して余計に増えるかもしれないので、公表しなかった
ということか?微妙な問題だな。