風力発電、立地規制緩和は見送り 経産・環境省研究会 経済産業省と環境省は2日、風力発電と自然環境保護を両立
させるための課題をまとめた論点整理を発表した。温室効果ガス
排出量が少ない風力発電を進める重要性は確認されたものの、
経産省や産業界が要望していた国立公園などでの立地基準緩和
の是非については両論併記にとどまった。
両省が発電事業者や環境団体などを招いて、3月から計4回
開いた研究会の議論を集約した。
発電施設の立地促進策としては、事業者が候補地を選ぶための
データ整備や行政手続きの迅速化などの必要性を指摘。事業者
にも、早い段階から情報公開し、地元住民の理解を得るよう
求めた。
また、野生生物保護のため、発電施設への野鳥の衝突事故の
実態を調査したり、海外の事例を集めたりする必要性も盛り
込まれた。
自分もついこの前までは、風力発電は地球に優しく、問題のあまり
無い発電方法かと思っていた。
いや、風が吹かなきゃ駄目なときが多いのではとも思ったが、
高いところは意外と風があるようだし、もともと風の強いところ
に設置するから問題ないのだなぐらいだった。
しかし、野鳥が衝突したりするという意外にも環境に必ずしも
やさしいともいえない感じだし、尾根づたい多数風力発電用の
風車が並んでいると、景観を損ねる。今は補助金が出ているので
比較的低価格で作られるが、補助金がなくなると放置されるのでは
ないか、ということで、地域住民とも衝突があるということを、
テレビ番組でもやっていた。
現在も多数設置済みでもあるし、今後もさらに設置予定が多数
あるらしい。発電するために有害物質も二酸化炭素を出さない
のは、いまのところ一番すばらしいといえそうだが、誰もが賛成
という訳にもいかないというのは、やはり難しいものだ。
とりあえず、国立公園に置くのはやめた方がいいと思うよ。