アメダス、初めて改良 気温10秒刻み、最大瞬間風速も 「アメダス」として知られる地域気象観測システムが74年の
観測開始以来、初めて改良される。現在は気温や風速を10分
間隔で観測しているが、気温は10秒刻みになり、風速は常時
観測して最大瞬間風速がわかるようになる。よりきめ細かな
気象データがそろうことで、熱中症対策や突風監視が充実
しそうだ。
改良の対象は雨や気温、風などを観測する無人観測所の685カ所。
情報提供は今年度末から順次始まり、来年度中に685カ所の
アメダスデータがそろう予定。地方気象台や測候所など154カ所
の観測値と合わせ、全国約840カ所での観測体制が整う。
アメダスって最初に現れてから30年以上も前のものが使われて
いたのか。測定結果を一定にするためだろうとはいえ、古い仕組み
のままというのはすごい。
それにしても、これまで10分間隔が10秒間隔ということは、これ
までのデータ量の60倍になるわけだ。コンピュータの進歩に比べると
ちょっと物足りない感じはするが、情報処理的なこと以外にも色々
あるということか。
時間的な制度があがることで、瞬間最大風速が測定できるように
なり、竜巻や突風のような最近増えた災害に対しての予測もできる
ようになるらしい。雨量も細かく測れるようになるので洪水や浸水
なども速く警報が出せるようになるのか。
なんか、すぐ便利になるのかがちょっとよくわからないけど。